おはようございます!
おゆみ野工房の亮平です。
O様邸、昨日はコーキング補修作業を行いました。

本日は、養生の手直しと壁の下塗りをしていきます。

 

 

豆知識!(コーキング編)

コーキングについて!!

サイディングやALC、目地入りのモルタル外壁のお宅の外壁塗装のリフォームを行う場合、必要となってくるのがコーキングの打ち直しです。

外壁塗装の下処理がコーキングとなるので、本来必要不可欠な項目となります。
外壁塗装だけ行っても、下地のコーキングが劣化したままでは意味がありません。

コーキングは材料や建物の向きにもよりますが、7年目位から徐々に劣化し始め、10年目位には目に付くような劣化が出てきてしまいます。
コーキングは、建物を守るために非常に大切な役目を担っています。

!!外壁の材料のジョイント部分の防水性を高める!!
サイディングやALC等の板状の外壁材の最大の長さは3m程であり、3m程のジョイントで貼り付けを行っていきます。
その際のジョインと部分にコーキングを充填する事で、防水性を高めて建物内部に雨水や湿気等が浸透しないようにさせ建物を守ってくれています。

!!外壁材料の劣化を防ぐ!!
外壁材のジョイント部分をコーキングで蓋をしているようなものですので、外壁の端から水分が浸透する事での外壁材劣化を防ぐ事が出来ます。
コーキングが劣化していくと外壁の端に雨水等が浸透していくので、外壁材の劣化が始まってしまいます。
古いお宅で外壁材に著しい劣化が出ているのは、コーキングのメンテナンスをきちんと行っていない証拠です。
コーキングのメンテナンスをきちんと行うだけで外壁材の劣化も防ぐ事が出来るので、外壁材のメンテナンスの費用軽減にもつなげる事が出来ます。外壁材料の劣化を防ぐ

!!建物の追従性を受け止める場所を作る事が出来る!!
地震等の建物に何らかの動きがあった場合に、コーキングの柔らかい目地が衝撃を吸収し力を逃がして他の部位にクラックを作らない役目を担ってくれます。
この場合は、サイディングやALC外壁だけではなく、モルタルやコンクリートの外壁にも3m毎等に目地を設けコーキングを充填する事で、余計な部分にクラックを設けることなく快適な外壁を維持する事へと繋げる事が出来ます。
サッシの四隅等に出来るカッコ悪いクラックを、外壁の他の場所にコーキングのジョイント部分の中に発生させるので、目立つ場所にクラックを作らず済みます。

外壁塗装の劣化とコーキングの劣化の寿命は似たようなタイミングですので、外壁塗装工事を行う際はコーキングも一緒にやり直しを行うようにしましょう。