①値引き額の大きい業者には要注意!
実のところ、外壁塗装工事にかかってくる価格は、材料費ではなく施工費(人件費や、手間代)が、大半を占めています。
と、言うのも、材料の仕入れ価格は、自社塗料と謳っている物を除いて、どこの業者もほぼ変わらないからです。※自社塗料については下記参照
では、なぜ業者によって金額に大きな差が出てくるのでしょうか?
すべてそうとは限りませんが、施工代(人件費、手間代)を省くという大きな理由があります。
人件費を減らすために、日雇いの職人さんや、アルバイトを雇って施工させたりなどのケースもあります。
熟練した腕や、経験を持つ職人には、当社のように自社職人や、昔から付き合いのある専属の職人さんがいない限り、それ相応の対価が掛かってしまいます。
あまりにも相場とかけ離れたお見積りを出す業者や、あまりにも大きな値引き額を提示してくるところは、最初から値引きする分を上乗せした見積もりを用意していたり、仕事が雑であったり、現場管理を外注業者に任せっきりであったりと様々な危険性を示唆しています。
おゆみ野工房では地域密着を有効活用し、移動にかかる交通費等の経費をできる限り抑えることを優先し、専属の職人を持ち、無駄なコストを抑え、お客様に快くリフォームをお任せいただけるよう努力しております!
②オリジナルの塗料に注意!
大手のリフォーム会社やハウスメーカーなどから、オリジナル塗料という言葉を耳にしたことはありませんか?
それらの塗料のほとんどは、その会社で製造したものではなく、一般的な塗料のメーカーが製造した物のラベルを張り替えたに過ぎません。
オリジナルとしておけば、元の価格もわからない上、比較が難しいので、どの程度の値段が妥当なのかお客様側からはわからないのです。
よって、一概には言えませんが、全般的に実際の中身よりも価格が高額に設定されている場合が多いです。
使っている塗料の耐用年数はしっかりご確認ください。逆に、調べても詳細が出てこない塗料はご注意ください。地域の環境、天候によって大きく左右されます。また、塗料の性能は工場の試験だけですべてがわかるものではありません。
④やたらと1種類の塗料をススメてきたら要注意
最初は何種類かの塗料と一緒に説明してくれるのですが、話しているうちに『実は今回、、、』などと言ってくる業者がかなり多くあるようです。
何がいけないのか?と、いう所なのですが、確かに1種の塗料に絞って取り扱っていれば、会社としては、在庫も溜まりづらいですし、仕入れも1度に多量入荷できるのでコスト的にも助かります。
ここで問題としたいのは、誰がリフォームをするのか?という所です。
塗料が何種類もあるのは、使用用途や環境、お客様へのニーズにお応えするためにあります。
主要道路や電車、工場が近くのお家では排気ガスや鉄粉による汚れ、湿度の高い地域では苔を気にされたりと、地域によって様々です。
会社の在庫管理や、仕入れのコストなんかよりも、1番はその土地柄に合わせて、お客様の希望に添える塗料をご紹介するという点が当社では重要と考えます。
ですので、このようなことを言われた際は「ほかの塗料がいいんだけど」と、言ってみて反応を見てみるのもいいかもしれませんね。
また、特徴としては、お見積りの最初の提示価格がやたら高かったり、外注に仕事を投げてしまう、受注を受けるだけの営業会社の可能性が高く、アフターフォローなどを満足得られない事が多いように感じられます。
まとめ
いくつかの注意点等を記載しましたが、最後にまとめていきたいと思います。
1.値引きの大きい業者は要注意
・値引き額分すでに上乗せした見積もりを用意している
・安かろう悪かろう、適正価格より落とせば質は下がる
・派遣や、バイトが作業しているかも!?
・現場管理が雑。近隣様とのトラブルも
2.オリジナル塗料に注意
・比較対象がない
・塗料を調べても情報がない
・耐候年数は施工実年数をこえていますか?
・大体は大手メーカーのラベルを張り替えたもの
・結果、謎の多い塗料
3.シリコン塗料でも値段が違う
・特徴や性能によって大きく値段が変わる
・業者の(シリコン)と、お客様の(シリコン)考えている内容が違う?
・シリコンに限らず、目で見ただけでは区別が難しい
・塗料の説明を業者任せにせず自分でも調べる
4.やたらと1種類の塗料をススメて来たら要注意
・お客様のご要望や地域柄に合った塗料ですか?
・在庫やコストは会社事情
・初期見積り設定価格がやたら高い
・値引きが高額
・工事は外注
・アフターケアが雑
すべてが上記の通りではないと思いますが、お客様より当社に寄せられたご相談や、過去の例を元に記載の方を致しております。もし、不安や気になること等ありましたらお気軽にご相談ください。