●防腐処理って具体的に何をするの?
木材の内部に木材保存剤を含浸させて、腐朽・シロアリなどの劣化を遅らせ木材の耐久性を向上させます。その方法は大まかに分けて、特殊な機械を用いて強制的に薬液を木材中に注入する「注入処理」、薬剤を刷毛などで塗り、保護する「塗布処理」の2つがあります。「塗布処理」は塗るだけで注入処理と同じ効果が期待できる反面、一年一回くらいのペースで薬剤の上塗りが必要となります。
●防腐処理をすると耐用年数はどのくらい変わりますか?
一概には言えません。理由は住環境や使われている資材によって元となる耐用年数が様々だからです。ただ、全くしないのと、定期的にしたのでは飛躍的に耐用年数が異なります。雨晒しのウッドデッキなどは特に注意が必要です。